付属高校2学年体験授業

 本日は午前9時より『付属高校2学年体験授業』として物理学を担当しました。これは千葉商科大学のキャンパス内で,千葉商科大学付属高等学校の2年生向けに大学の体験授業(50分間)を受けてもらおうという催し物です。

 題名は『巨大加速器で探る自然界の成り立ち』で,『物質は何から出来ているのか』という主題の下で,それを探るために加速器が必要となる理由,加速器の原理の解説,KEKのBelle,CERNのLHCの紹介,ILCの特徴と話しを進めました。

 受講者は皆,真面目で熱心に聴いてくれましたので,楽しいひと時を過ごせました。特に,終わりの方で設けた質問時間に「LHCではブラックホールが出来て消滅すると聞いていますが,何か工夫をして維持出来ないのですか?」とか,「次元は何次元まであると考えていますか?」とか,答え甲斐のある質問を受けて,4年前に母校の中学校の3年生向けに話した時と同様,手応えを感じました。

 また,引率の先生からは「ILCでは電子・陽電子の衝突で対消滅するのに対して,LHCは陽子同士の衝突となるとどの様な反応を起こすのですか?」という誠に的を射た質問をいただき,それに答えることで受講者の理解がより深まったと思いますので,有り難いことでした。

 なお,『加速器実験には数値シミュレーションが必要』ということの理由も解説して,私がサービス創造学部ではプログラミングを中心とした情報科目を担当していることも紹介しました。(受講者の中の文系志望の生徒にはサービス創造学部に興味を持ってもらえると良いのですが)

by 神保雅人


(追記)

 授業終了後にも,「火星人はいると思いますか?」,「素粒子を回して加速する場合と直線的に加速する場合とではどちらが扱い易いのですか?」という質問を受けました。前者は初めのスライドにあった『物理学のテーマ』として並べた項目の中に『宇宙』というキーワードがあったことへの反応,後者は終わりの方のスライドでLHCとILCとを対比して説明したことに関連したものです。この質問からも,しっかり聴いてもらっていることを実感しました。

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