Windows 10 バージョン1909

 Windows 10 は半年毎にバージョンアップがあるので,その度に煩わしい想いをしてきました。最近,デスクトップPCに関しては,自宅のPCも昔組み立てた研究室で使用しているPCもバージョン1903までバージョンアップを完了していたお陰で,先月,Windows Updateですんなり1909へのバージョンアップが出来て,良かったのですが,ノートPCは1809で止まっていて,その後のバージョンは古いPCではインストールの失敗,3年前に購入したPCではインストール出来ても「構成しています」と表示されてから再起動を繰り返して最終段階で停止してしまうという有様でした。

 仕方がないので今回は1909のクリーンインストールを試みました。既にネット上には沢山記事がありますので,詳細は省きますが,Windowsインストールメディアのディスクのイメージ (isoファイル) をダウンロードしてDVD/Rに書き込み,それを用いてインストールを行うという作業です。

 その結果,元々は Windows Vista がプレインストールされていたPCでバージョンアップを繰り返したものでは成功し,普通に使える様になりました。問題は,3年前に購入したWindows 10 Pro がプレインストールされていたPCの方ですが,インストールは出来て,普通に使える様に見えて,その実,再起動が出来ないという事態に陥りました。このままでは再起動をする必要のある場面でもシャットダウンを掛けなければならなくなります。

 ディスクエラーの検出を試みても不良セクタは無く,ブートローダを書き直しても事態は改善しませんでしたので,最悪の場合はSSDを換装して Windows 10 をインストールするしかないと思いましたが,気を取り直して Microsft 社のページを眺めていくと,ハードウェア構成によっては BIOS 設定でセキュアブートを無効にしないと Linux やレガシーWindows が起動しない場合があると書かれていましたので,それを試してみたら,問題が解決しました。何故か,バージョン1903以降でその様な引っ掛かりが生じてしまった様です。

by 神保 雅人 (2019/12/20)

Windows 10 Fall Creators Updateの不具合

 自宅のPCを最近,Windows 10 Creators Update がプリインストールされた夏モデルに買い換えました。使い始めて数日したら,Windows 10 Fall Creators Update へのアップグレードが自動的に実施されて,今回は巧く行ったと思いましたが,Windowsアクセサリにあるペイントに不具合が発生しました。

 不具合の内容としては,直前にファイルを保存したフォルダ以外のフォルダを選択しようとすると,エラーが発生して停止してしまうというものです。これは,ファイルを読み込む際にも書き込む際にも起こります。

by 神保雅人


(追記)

 今,再起動を掛けたら普通に使えていますので,再現性が確認出来ません。Windows 10 Fall Creators Update のシステムが不安定だとすると更に厄介なのですが。


(追記2)

 再起動直後の保存だけ普通に使える様です。やはりその後は上述の現象が再現されていました。


(追記3)

 ネット上で検索を掛けたら,Windows 10 Fall Creators Update ではペイントは非推奨とあって,そう言えば秋口に騒ぎになっていたといことは思い出しましたが,『Windowsストアで同名アプリを提供予定』と書かれていたことは実現されていない様です。

 そこで,ペイント3Dを利用してみましたが,ファイルに関しては2D jpegで試したら,上述のペイントと同じ現象が起こりました。


(追記4)

 一昨年に購入した Windows 10 Anniversary Update がプリインストールされたノート型PCで Windows 10 Creators Update は失敗し,最近,Windows 10 Fall Creators Update のアップグレードには成功したものがあるので,そちらで動作確認をしたら,ペイントもペイント3Dも正常に動作していました。

 全く同一条件での比較検討が出来ないので何とも言えませんが,アップグレードのインストーラに問題があるのかもしれません。

ここまで 2017/12/28


(追記5)

 ペイント及びペイント3Dの不具合は本日になって急に解消されました。しかし,次の新たな不具合が発生しました。なお,この新たな不具合はフィードバックに送信して報告しました。

1) 設定の個人用設定でスタートのオプションに『よく使われるアプリを表示する』という項目がありますが,昨日までこの選択が生きていたのに,急にそれが外れ,選択不能を意味する灰色に変わりました。
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2) エクスプローラのフォルダーオプションのプライバシー設定で『最近使ったファイルをクイック アクセスに表示する』のチェックが本日になって急に外れ,選択し直しても直ぐに外されてしまう様になりました。
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2017/12/29


(追記6)

 上述の1)の個人設定に関する問題では,直前に自分で行った操作を辿って検証したところ,設定のプライバシーの全般で『Windows追跡アプリの起動を許可してスタート画面と検索結果の質を向上します』をオフにすると使わせて貰えない仕様となった模様です。(次の様にオンにすれば使えることを確認しました)
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 どういうアプリを使っているのかを全て把握される位ならば,タスクバーが込み合っても,よく使うアプリはそこにピン留めします。デスクトップにはショートカットを置いていても,複数の窓で隠れている場合が多いのです。

 なお,上述の2)は未解決です。

2017/12/29


(追記7)

 治ったと思ったペイント及びペイント3Dはまた,一昨日の状態に戻りました。この不安定さは何なのでしょうか。

2017/12/30


(追記8)

 自宅の新規PCには『Corel PaintShop Pro X8』がバンドルされていますので,ペイントを使うのは止めて,そちらを利用することにしました。

2018/01/05

意外と知られていない『互換性のトラブルシューティング』

 2015年8月12日に書いた 『Windows 7 から Windows 10 へのアップグレード事例』という記事は既に6,000件を超える閲覧数となっていますが,古いソフトウェアを利用しているからなかなかアップグレードに踏み切れなかったという方々もいらっしゃることでしょう。

 私の場合,Pentium 4 プロセッサ 630 搭載のPCを Windows XP から Windows 7 → Windows 10 とアップグレードして12年間も使い続けたのは,やはり古いソフトウェアに愛着があったからです。

 しかし,最近『Windows 10 Fall Creators Update』の適用で巧くいかず,元のバージョン1607に戻したら,Webブラウザは全く使えず,『設定』も動かず,管理者権限のプログラムもすべて起動しなくなりましたので,新規のPCを購入せざるを得なくなりました。(詳細は こちらの記事)

 新規のPCには初めから『Windows 10 Creators Update』がプリインストールされていて,使い始めから5日後にはWindows 10 Fall Creators Update』へのアップグレードが自動的に適用されました。これは巧くいきましたので,そこに少しずつ古いソフトウェアをインストールしているところです。

 その際に用いたのが『互換性のトラブルシューティング』です。ご存じない方々が多い様ですので,ここに紹介しておきます。

 エクスプローラでセットアップ用の*.exeファイルを右クリックして,『互換性のトラブルシューティング』を選択すると,次の画面が出ます。
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 ここで『推奨設定を使用する』を選択すると次の画面に切り替わります。
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 プログラムの互換性設定をテストする為に,『プログラムのテスト』のボタンをクリックします。このプロセスはスキップ出来ません。インストール作業が終了後,『次へ』のボタンをクリックして,次の画面に移ります。
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 巧くいけば『はい、このプログラムの設定を保存します』を選択して終了します。巧くいかなければ,『いいえ、別の設定で、もう一度やり直します』を選択すると,Windowsの別のバージョンを選択することが出来ますので,インストールしたいソフトウェアが以前動作していたバージョンを選択して再度試します。

by 神保 雅人

マイクロソフト社のWindows 10アップデート対応に辟易

 昨夜,自宅のデスクトップPCで,『Windows 10 のアップデートに失敗した』 (実際のメッセージを意訳) というメッセージが出て,『バージョン1709』とありましたので,『Windows 10 Fall Creators Update』であれば『Windows 10 Creators Update』よりはインストーラもまともになっているのかと思い,つい魔が差してアップデートを進めてしまいました。

 しかし,寝て起きて,再起動を掛けたら,以前書いた『気を付けようWindows 10 のバージョンアップ』と同じく,デバイスドライバが軒並み使えなくなり,更に悪いことに『元のビルドに戻す』を選んで『バージョン1607』に戻したら,Webブラウザは全く使えず,『設定』も動かなくなりました。

 復元ポイントも消え失せ,色々と悪戦苦闘しましたが,管理者権限のプログラムもすべて起動しないため,お手上げ状態となりました。PCを買い替えるしかなさそうな気がしてきました。

 マイクロソフト社は『バージョン1607』搭載のPCを駆逐する方向にかじを切り始めたのでしょうか。

by 神保雅人


(追記)

 夏場に『Windows 10 Creators Update』が成功した研究室のPCで,『Windows 10、バージョン1709の機能更新プログラム 2017/1212にインストールに失敗しました』が出ました。
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 この図から左上の矢印で『設定』の『更新とセキュリティ』の画面に行くと,次の表示となります。
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 ここで,問題の修正ボタンを押してしまうと,上述の様なことが起こりえるということなのです。「あなたはメジャーバージョンアップだと気付いていながらボタンを押したでしょう。」と言われそうですが,一般のユーザにはいつものパッチと区別が付く様な表示の仕方ではないですよね。

(2017/12/13)


(追記2)

 Core i7 搭載のノート型PCには『インストールに失敗しました』が出ずに,自動的に『Windows 10 Fall Creators Update』がインストールされ,次の画面となりました。
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 こうなると,再起動した後に巧く行っていなければ戻すしかなくなります。夏場のバージョンアップは不成功でしたが,今回は何とか成功しました。
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(2017/12/16)

気を付けようWindows 10 のバージョンアップ

 昨夜,自宅のPCで「更新のインストールに失敗しました。修復をクリックしてください。」というメッセージが出て,『設定』の『更新とセキュリティ』にはバージョン『1703』が表示されていました(これまでのバージョンは『1607』)。

 このところ,「お待たせしました! 間もなく Windows 10 Creators Update をお使いいただけます。いち早く手に入れる方法を確認しますか?」と表示されていたメジャーバージョンアップを仕掛けてきたかと気付きました。

 このバージョンアップは今学期の採点が終わってから手作業で行う心算だったのですが,どの程度の物か試しに応じてみようとボタンをクリックしてしまい,古いPCのせいか,「再起動が必要」と言われて応じた後になかなか進まず,放置して寝てしまいました。

 今朝,大学のPCを起動すると,やはり同じメッセージが出て,午後から必要な物を全て印刷し終えてからボタンを押したら,こちらはスムースに進み,授業前に再起動したら,1コマ分の授業後には新しいビルドのインストールは終わっていました。授業終了後に確認して,また古いソフトウェアを削られたかと思ったら,デスクトップのショートカットアイコンの一部が引き継がれなかっただけでした。(未だ詳細は調べていませんが)

 これまでの違いは,未だEdgeのスクロールが早くなり,タブが保存できるようになったことと,3Dペイントが入ったこと位しか見ていません。

 帰宅後,PCの様子を見ると,「ようこそ」から「これには数分かかることがあります。」(写真1) 位までは順調な様に見えましたが,デバイスドライバはこれまでの物がインストールされたままなのに,「読み込めないから使えない」という可笑しな状態となり,ネットワークアダプタも機能しないので,ネット上の最新ドライバを探しに行くことも出来ず,止む無く元のビルドに戻してしまいました (写真2)。

インストール中の写真
[写真1]

復元の写真
[写真2]

 これまでの Windows 7 から Windows 10 への移行の様に,事前に動作可能かどうかのチェックをした上で,バージョンアップが出来る様にしてもらいたいものです。

by 神保雅人


(追記)

 巧くいった方のPCでは,Cドライブに作られた Windows.old の容量が10.8GBとなっています。2TBのHDDにしてあるので問題ありませんが,空き容量の少ないHDDの利用者の場合に,この扱いはどうなるのかも気掛かりです。
(2017/07/19)


(追記2)

 自宅のPCのトラブルが発生した発端の7月17日の晩には,USBフラッシュメモリにコピーしたファイルやフォルダが軒並み破損するといった実害が生じていることが,翌日の授業時に判明しました。これはUSBコントローラが途中で機能しなくなったからでしょう。

 こうなると,破損したファイルやフォルダを削除してPCからコピーし直したところで,破損したロケーションに書き込まれたものはやはり使えなくなりますので,CHKDSKをエラーが出なくなるまで適用して対処しました。

 購入したての容量が64GBのUSBフラッシュメモリを易々と捨てる訳には行きません。

(2017/07/21)


(追記3)

 最新の Core i7 のノート型PCで Windows 10 Creators Update への入れ替えを受け入れたところ,当初USBアダプタを介した有線ネットワークが繋がらなくて,トラブルシューティングの適用で修復し,利用可能となりました。メッセージを見直してみたら,『1703』は『バージョン』と表記されていましたので,題名も本文も修正しました。『システム』を表示させたら,OSビルド番号が別に割り振られていました。

 このノート型PCの場合,購入時から Windows 10 の初期バージョンがプリインストールされていたものなので,今回のバージョンアップ時に『インストールに失敗しました』ということはなく,通常のセキュリティパッチが当たるのと変わらない進行でしたので,ユーザがインストールの可否を判断する余地はありませんでした。(再起動してインストールを完了するかどうかの判断しか出来ません)

 なお,今回のバージョンアップで事前にプライバシー設定を訊いてきたのは,前回のバージョンアップ時に書いた記事『Windows10が早くもバージョンアップ』の様な苦情が多く寄せられたからなのでしょう。

(2017/07/24)


(追記4)

 USBフラッシュメモリはまたファイルがあちこち壊れ,不安定なので,フォーマットし直して,古いものからファイルをコピーし直しとなりました。

 クイックフォーマットではなく,64GBの容量なので,上述の作業に時間が掛かり,それを実行しているのはデスクトップPC上なので,その間 Core i7 のノート型PCを使おうと思ったら,追記3の確認は不十分だということが分かりました。一見,インターネット接続は出来ているように見えるのですが,ブラウザもニュースもインターネット上の情報にアクセス出来ず,無線接続に切り替えてみても同様な状況でした。

 従って,Core i7 のノート型PCも Windows 10 の回復で元のバージョンに戻しました。Windows 10 Creators Update はこれまで3台で試して,自分で組み立てた1台しか利用に成功していません。Windows 10 のプリインストールPCでも駄目となると,今回のバージョンアップは大失敗ということになるでしょうね。

(2017/07/26)


(追記5)

 Windows Vista がプリインストールされていたノート型PCで,Windows 7 → Windows 10 とアップグレードしてあったものに,昨日帰り掛けに今回のアップグレードを仕掛けておいたら,こちらは巧くいきました。

 Windows.old で 18.5GB も領域を占めていたり,アプリケーションソフトウェアの起動が遅くなっていたりするのですが,後者の件は,幾つかスタートアップアプリを止めれば何とかなると思います。

 こうなると, Windows 10 Creators Update のインストーラに問題がありそうです。

(2017/07/27)

ワークステーションのメモリ増設

 研究室のワークステーション (HP Z820) のメモリが購入時には4GB (2GB×2) しか搭載されていませんでしたので,32GB (8GB×4) に交換して増設しました。メモリはDDR3のECC付きのみに対応していて,Amazonで4枚を総額32,216円で購入しました。
メモリの画像


 先ず,サイドアクセスパネルを開け,『PCIリテーナー』のレバーを引いて取り外します。
PCIリテーナーの画像


 次に,『CPU/メモリファン』の両端の把手を持って引き抜きます。
CPU/メモリファンの画像


 デュアルCPUの場合,それぞれのCPUに対応するメモリスロットがあり,購入時のメモリはそれぞれの1番スロットに挿してありますので,それを抜いて,それぞれの1番・8番スロットに挿す様にとネット上のマニュアルには書かれていました。 (下の写真では左右両端のスロット)
1番・8番スロットの画像


 しかし,この通りにするとワークステーションは起動しませんでした。メモリが不良品では困るので,それぞれの1番スロットのメモリだけ残してみると無事に起動して,容量16GBと認識されていました。

 そこで,マニュアル上の他の挿し方のパターンでそれぞれの1番・3番・6番・8番スロットを用いるというものがありましたので,これから類推して,それぞれの1番・3番スロットに挿してみたところ,巧く起動しました。
1番・3番スロットの画像


システムモニタの画像


by 神保雅人

Android Studioのインストール

 本日は,秋学期の成績提出期限でしたが,昼から人事委員会,教授会と会議が続く為,昨晩のうちに何とか担当科目全ての成績付けを終えました。

 そこで,会議が一通り終了した後に,研究室のMac miniにAndroid Studioをインストールしました。CPUがCore i7,HDDの記憶容量が2TBというだけあって,特に苦労することなく,すんなりとインストールも起動も行えました。

 実は,冬休み中にWindows PC上でのインストールを試みましたが,自宅のPCは古過ぎて対象外でした。

 次に身の回りのPCでは最新(とは言っても7年前のモデル)の,NEC製の『VersaPro J VM-6』というノート型PCにインストールを試みたところ,CPUがCore 2 Duo SU9300ですので,インストールは成功してAndroid Studio本体は動作しましたが,エミュレータは動作しませんでした。インテルのWebページで確認すると,エミュレータで要求される『Intel x86 Emulator Accelerator (HAXM)』にCPUとしては対応していることが確認出来ましたが,BIOS設定でこれを有効にするためのオプションが無く,活かし切れていないことが判りました。

 なお,写真1ではMac mini上でAndroid Studioを起動して新規のプロジェクトを作成したところ,写真2ではエミュレータを起動して待たされているところ,写真3ではエミュレータが起動し終えたところ,写真4では空枠だけの新規プロジェクトがエミュレータ上でアプリとして起動したところ,写真5ではエミュレータの言語設定を日本語に変えた後にアプリ一覧を表示したところを撮りました。

 Android StudioのSDKは,従来のEclipse用のSDKと比べると単体になった分,使い勝手は良くなったと思いますが,その分,エミュレータを利用するに当たってAVD (Android Virtual Device)の定義を行うと,それだけで650MBもの領域を取られます。

by 神保雅人

写真1
[写真1]


写真2
[写真2]


写真3
[写真3]


写真4
[写真4]


写真5
[写真5]

Windows10が早くもバージョンアップ

 昨夜から,早くもWindows 10 のバージョンアップが開始されました。
Windows 10 のバージョンアップの画像


 色々と修正していただくのは結構なことですが,どうもユーザの都合にはお構いなしという,いつもの姿勢が色濃く出てしまいました。セキュリティソフトウェアに関しては,「このWindowsのバージョンに合わないからアンインストールしました」等と勝手なことをしてくれましたし,テキストファイルへの関連付けも日頃常用しているものからメモ帳へと戻されていますし,この後隅々まで見渡さないと何をされているのか判りません。

 無料でアップグレードしたので,ユーザの立場からサービスを考える必要がないと思い込んでいるとしたら,数年後には,世の中の標準OSはWindows以外のものになってしまいます。

by 神保雅人


(追記)

 Windows 7 から Windows 10 にアップグレードした際には,最初のログインの前に詳細設定でプライバシー情報をMSに送信するオプションを軒並みOFFにしていくことが出来ましたが,その様に設定してあったものが,今回の『メジャーアップデート』ではONに変えられてしまいます。

 ビジネス用途の場合は,入力内容を送信されたら大変困ったことになるので,そもそもこの様な送信を行う機能を入れない配慮が欲しかったのですが,今後は,少なくともユーザ設定は極力保つという,MS以外では常識となっている方針に改めて欲しいものです。      2015年11月14日

自宅のデスクトップPCのHDDを換装

 自宅のデスクトップPCは長年利用していますので,HDDが老朽化してクラッシュする前に新規のものに換装しました。

 写真左がこれまで利用していた Maxtor の250GBのHDD,右が今回PC DEPOTで,14,040円で購入して取り付けた Western Digital の2TBのHDDの箱です。

HDDの画像


 これで,マザーボード及びCPUを除いて,主だったパーツは購入時の物ではなくなりました。

by 神保雅人

Facebookの不具合

 10月26日(月)より,Windows PC,Mac mini及びAndroid端末上の全てのブラウザでFacebookへのログインが不能となりました。

 私の場合,アカウント情報の安全確保をしてある為,ID及びパスワードを入力すると,ブラウザのチェックが掛かりますが,この段階で『未知のブラウザ』扱いをされてしまい,その先はエラーコード『HTTP 500』の内部サーバエラーとなってしまいます。 (利用しているブラウザでは,TLS 1.0 ~ 1.2を使用する設定になっています)

未知のブラウザの画像


HTTP 500の画像


 現在,Android端末に専用アプリをインストールして,かろうじてログインは出来ていますが,ブラウザで閲覧する通常のWebページには『いいね!』を押せませんし,私が運営しているFacebookページ ILC-Chiba では良質な1次情報の提供が出来なくなりました。

 フィードバックで対処をお願いしても,なかなか不具合の解消には至らない様ですが,こういうことをクリア出来ない状況が続くと,やがてFacebookページを運営する企業も離れていって,Facebookにとっては困った事態に陥ることでしょう。


by 神保雅人


(追記)

 1週間もこの状況が続いていますので,再度フィードバックを送信しましたが,今回は明確に「バグのフィクスをお願いいたします。」と記述しました。      2015年11月2日


(追記2)

 2週間経っても改善の兆しが見られません。フィードバックは相手にされていないのか,はたまた技術力の問題なのか,判りかねます。『終わりの始まり』でなければ良いのですが。      2015年11月9日


(追記3)

 本日,漸くWebブラウザからのFacebookへのログインが復活しました。

 『未知のブラウザからのログイン』の画面でF5キーを3回押してから『次へ』ボタンをクリックしたら,アクセスした場所及びブラウザはこれで問題ないかという問い合わせ画面となり,問題なしを選択したらログインできました。(おまじないが効いたのか,フィードバックへの対応の結果なのかは不明です。)      2015年11月12日


(追記4)

 上記のログインの成功後,別のPCからのログインでは通常の状態に戻りましたので,漸くフィードバックに対応していただいたものと推察されます。      2015年11月13日

Windows 7 から Windows 10 へのアップグレード事例

 『Windows 10 無料アップグレード (速報)』という記事の続編で,実際にアップグレードを行った結果の事例集です。
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【事例1】ネットブック
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 NEC LaVie Light
 型番PC-BL300TA6B
 型名BL300/TA6B
 発表日2009年06月02日
 発売日2009年06月04日
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 これがどの程度の性能かというと,
・CPU: インテル Atom プロセッサ N280(拡張版 Intel SpeedStep テクノロジー搭載) 1.66GHz
・メモリ: 1GB (DDR2 SDRAM/SO-DIMM 1GB×1; PC2-4200対応)
・内蔵ディスプレイ: 10.1型ワイド低反射TFTカラー液晶[WSVGA(最大1024×600ドット表示)]
・グラフィックアクセラレータ: インテル GMA 950(モバイル インテル 945GSE Express チップセットに内蔵)
・HDD: 160GB (Serial ATA,5400rpm)
で,メモリの拡張は出来ません。

 OSは,購入時には Windows XP Home Edition Service Pack 3 正規版(日本語版) がインストールされていましたが,後に Windows 7 Home Premium アップグレード版をインストールしました。

 これで何事もなく,Windows 10 無償アップグレード対象となりましたが,通知はなかなか来ないにも拘らず,Windows Updateを見る度に,アップグレード失敗の記録が綴られていましたので,マイクロソフト社のページから『MediaCreationTool.exe』を別のデスクトップPCにダウンロードして,DVDを作成し,USB接続のドライブを外付けしてアップグレードを行いました。
事例1の画像


 この場合の注意点は,Windows 7 を起動しておいて,そこからDVDのセットアップを起動する必要があるということです。(DVDからブートすると,Windows 10 のプロダクトキーを要求されます。)

 アップグレードが終了したら,Windowsスタートを右クリックして,タスク マネージャーを起動し,詳細表示に切り替えて『スタートアップ』に登録されているサービスの中でスタート時に自動実行する必要のないものを止めておかないと,CPUやメモリの余裕が無くなります。

【事例2】デスクトップPC
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 NEC ValueOne G タイプMT
 型番PC-GV30HTZG4
 型名GV30HT/4
 発表日2006年07月18日
 発売日2006年07月20日
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 これは『Windows XP用のデバイスドライバ』で紹介しているPCです。その性能は購入時点で,
・CPU: インテル Celeron D プロセッサ 346 3.06GHz
・メモリ: PC2-4200U-444-12 (ECC無しDDR2 SDRAM 533MHz) 256MB×2
・HDD: 80GB (Serial ATA)
でしたが,メモリは最大4GBまで対応していますので,当初のものを外して,上位互換品のメルコ MV-D2/800-S1G 1GBを4枚挿しました。また,HDDは2TBに換装しました。

 これも通知は来ませんでしたが,「更新は定まった時間に行います」という警告が出た折にWindows Updateを起動したら,「Windows 10 にアップグレード Windowsの最新バージョンを今すぐインストールします。」となっていましたので,これを適用してアップグレードを行いました。
事例2の画像

事例2の画像

事例2の画像


事例2の画像


【事例3】ノート型PC
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 NEC VersaPro J VM-6
 型番PC-VJ12AMZR6
 型名VJ12A/M
 発表日2008年12月10日
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 これは,『Windows Vista環境からの脱出』で紹介しているPCです。その性能は,
・CPU: インテル Core 2 Duo プロセッサ 超低電圧版 SU9300 1.20 GHz
・メモリ: 3GB
・内蔵ディスプレイ: 12.1型ワイドTFTカラー液晶(WXGA)
・グラフィックアクセラレータ: モバイル インテル(R) GMA 4500MHD
・HDD: 160GB (Serial ATA,7,200rpm,SMART機能対応)
で,メモリの拡張は出来ません。

 OSは,購入時には Windows Vista Business がインストールされていましたので,後にWindows 7 Professionalの新DSP版に入れ替えました。今回の無償アップグレードでは,Windows 10 Professionalが上書きインストールの対象となりますので,事例1のDVDは使えません。そこで,『MediaCreationTool.exe』をダウンロードした後,インストールメディアを作成せず,直にアップグレードを行いました。
事例3の画像

事例3の画像


【事例4】デスクトップPC
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 NEC VALUESTAR G タイプTX
 型番PC-VG30VWZEM
 型名VG30VW/M
 発表日2005年04月13日
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 これはとても古いPCで,その性能は,
・CPU: HT テクノロジ インテル Pentium 4 プロセッサ 630 3GHz
・チップセット: Intel 82915G
・メモリ: PC2-4200対応 (DDR2 SDRAM 533MHz) 1GB×1
・HDD: 250GB (Serial ATA)
でしたが,メモリは最大2GBまで対応していますので,後に1GB分増設しました。

 OSは,購入時には Windows XP Home Edition がインストールされていましたが,後に Windows 7 Home Premium アップグレード版をインストールしました。

 Windows 10 無償アップグレードの予約は出来ても,後になってから「ディスプレイアダプタに互換性が無いので,Windows 10 は動作しません。」と表示される様になりました。ここで引っ掛かっているのはチップセットにに内蔵されたIntel 915Gです。そこで,PCI Express×16 のスロットを塞いでいたDVI-Dカード (写真手前) を引き抜き,グラフィックボード『AMD Radeon HD6450』 (PC DEPOTで税込み価格7,020円) を新規に購入して挿しました。
事例4の画像


 しかし,7月29日以降,GWXでは状態が変わっても『PCのチェック』が更新されませんでしたので,予約を取り消した上でGWXの元となるKB3035583をWindows Updateからアンインストールし,再度出たところで非表示にしました。従って,このPCも事例1のDVDを利用してのアップグレードとなりました。
事例4の画像

事例4の画像

事例4の画像


 なお,これは上の事例でも共通ですが,個人情報を含む様々な情報を絶えずマイクロソフト社に送信されるのを避けるには,アップグレード後にパスワードを入力した直後の画面で,『設定のカスタマイズ』をクリックして,2画面分のオプションを「オフ」にしていきます。(私の場合は『エラーの送信』だけ「オン」にしています。)
画像

事例4の画像


 これだけ古いPCでも,タスク マネージャーでパフォーマンスを見てみると,CPUには結構余裕がある様です。
事例4の画像


 ソフトウェアに関しては,このPCでは1件,「これを動作させるにはDirectPlayのインストールが必要です。」と言われてその通りにしたら動作したものがありましたが,今のところ Eclipse 上の AVD 以外は,特に問題は無い様です。 AVD は今後,他のPCでも動作を検証してみますが,そろそろ Android Studio をインストールして検証する時期でしょう。
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 今回,事例1で巧くいった後,図らずもWindows 7 に戻して,Windows 10を再インストールする羽目に陥りました。経験は積めましたが,一般のユーザの皆様にはそれはリスクが大きいと思います。何故そういうことになったかと言えば,『Microsoft Solitaire Collection』につい触ってしまったからです。これにより, Xbox の登録を要求され,それに従うと, Windows のアカウントが Microsoft アカウントに書き換えられ,次の Windows 起動からは Microsoft アカウントへのサインインが必須となってしまうので,事例2以降,アップグレード後は直ちに『Microsoft Solitaire Collection』をアンインストールすることにしています。

 なお,『Windows 10 早わかり操作ガイド』が,マイクロソフト社のこちらのページからダウンロード出来ます。

by 神保雅人


(追記)

 winhlp32.exe (2015年7月10日) はWiindowsフォルダに残っていますが,機能しなくなりました。これはWindows 7 用の筈ですので,マイクロソフト社のページから Windows 8.1 用のものをダウンロードしてみると,インストールは出来ませんでした。なお,新規に入っている winhelp.exe (2015年8月13日) は起動しますが,古いヘルプファイル(拡張子 .hlp)は開けませんでした。      (2015年8月16日)


(追記2)

 『Windows 10 無料アップグレード (速報)』という記事の追記では,方針が二転三転した研究室のメインPC (『Windows Vista環境からの脱出』で紹介しているPCの一つ) ですが,他のPCのOSが無事にWindows 10 に移行したことから,OSアップグレードに踏み切りましたので,事例を追加します。

【事例5】デスクトップPC
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 自分で組み立てたもの
 マザーボード GIBGABYTE GA-8I945G Pro
=======================================

 その性能は組み立て時点で,
・CPU: インテル Pentium D プロセッサ 820 2.80GHz
・メモリ: PC2-4300/533 (DDR2 SDRAM) 1GB×2
・HDD: HITACHI Deskstar HDT722525DLA380 250GB (Serial ATA)
でしたが,後にメモリは2GB増設して4GBにして,HDDは2TB (Western Degital WD20EZRX) に換装しました。

 OSは組み立て時点でWindows XPを入れ,後にWindows Vista Ultimate のパッケージ版を購入した際,32ビット版と64ビット版が同梱されていて,64ビット版を入れた流れで,Windows 7 Ultimate x64 の新DSP版を購入してアップグレードしました。

 Windows 10 の64ビット版は古いCPUに関する制限がきつく,Pentium Dでは動作しないので,『古いPCにVine Linuxの最新版をインストール』という記事で紹介しているPCで不要となった Windows 7 Ultimate 32b J (USB2.0 PCI カードに附属するDSP版) を廃物利用して,32ビット版に入れ替えることにしました。

 Windows 7 同士でも64ビット版から32ビット版への移行は環境が引き継がれませんが,インストール時に「古いWindowsがインストールされているドライブ」だと言われて,Windows.old が作成されました。アプリケーションソフトウェアも全て入れ直しですが,64ビット版と32ビット版とがProgram Files,Program Files (x86) に切り分けられていた環境を引き摺り,後者のフォルダを削除しようとしても,一部のサブフォルダ内の物が消え残りました。こういう事態を事前に知っていたならば,Cドライブをフォーマットしてからクリーンインストールしていたのですが。

 Windows 7 から Windows 10 へのアップグレードに際しては,サービスパックをダウンロードして Windows 7 sp1 とし,Windows Update で280個の更新を当てて,漸くGWXが入りましたので,アプリケーションソフトウェアのインストールが一部残っているところで『PCチェック』を行ってみたところ,問題無しとなりました。
事例5の画像


 しかし,アップグレードを実施したところ,解像度が「1024×768 (推奨)」となっていて,最高でも「1280×1024」でしたので,デバイスマネージャーでディスプレイアダプターの項目を見ると,「Microsoft標準」となっていました。この影響で,アップグレード前の壁紙は引き継がれませんでした。そこで,GIGABYTE のサポートページから Intel 945G チップセットのドライバをダウンロードしてインストールし直して解決したところ,「1920×1080 (推奨)」となりました。これ位の解像度であれば,システム環境のフォントサイズが9ポイントでもそれ程苦にならず,滲みもありません。(それでも他の環境に合わせて10ポイントに上げておきましたが)

 また,キャノンのレーザプリンタ,エプソンのイメージスキャナのドライバが引き継がれませんでしたので,これ等も入れ直しました。

 なお,Windows 10 の起動に関しては,スタートアップに入っているものの中で有効にしておくものを最小限にしておけば,寧ろ Windows 7 よりも速くなります。この設定も新版のタスクマネージャーの『詳細設定』から選択出来ますので,管理ツールの『サービス』から行うよりも便利になりました。
(2015年8月21日)


(追記3)

 事例5のデスクトップPCでは,Windows 7 sp1の段階ではUSB接続デバイスのインジケータに内蔵SATA HDDが表示される問題は解決済みでしたが,Windows 10 にアップグレードしたら,デバイスマネージャー上では何も問題は無いのに,USB接続デバイスのインジケータ常時表示され,クリックすると通常は取り外すデバイスが表示される欄は「・・・」と表示されるという奇天烈な状態となっています。
画像


 USBメモリ等を挿した際には通常の表示ですので,実害はありませんが,これは『Windows 10 のバグ』と言ってよいと思います。      (2015年8月21日)

Windows XP用のデバイスドライバ

 以前,『Windows XPからWindows7へのアップグレード』という記事で悪戦苦闘ぶりを書きましたが,Windows XP用のデバイスドライバに関しましては,ネット上で苦労して探さなくても,WINXPというフォルダがあれば,その中から『互換性のトラブルシューティング』を適用してインストール可能なものが色々と用意されています。

 これまで,Windows.oldの中ばかり見ていて,うっかりしていました。昨晩から,ValueOne G タイプMT (型番PC-GV30HTZG4) の Windows XP を Windows 7 Professional にアップグレードしていて漸く気付きました。このPCではサウンドチップとして,ADI社製のAD1981Bが搭載されていて,そのデバイスドライバ SoundMax がWindows 7 では引き継がれていませんので,Windows XP用のデバイスドライバをインストールしなければなりません。上述の方法でインストールした後は,無事に音が出る様になりました。

 『Windows 10 無料アップグレード (速報)という記事にも色々と書きましたが,Windows 10 にも『互換性のトラブルシューティング』の機能が引き継がれれば,アップグレード後に手を打てますが,そうでなければ,Windows 10 は新規のPC上でだけの利用として,古いPCではWindowsを棄てて,Linuxでもインストールするしかありません (参考記事: 『古いPCにVine Linuxの最新版をインストール』)。

 なお,予断ですが,上述のPCには80GBのSerial ATAのHDDが入っていましたが,2TBに換装し,Copy Driveで中身を移し,メモリはPC2-4200U-444-12 (ECC無しDDR2 SDRAM 533MHz) 256MB×2が挿さっていたものを,上位互換品のメルコ MV-D2/800-S1G 1GB×4に入れ替えてグレードアップしました。

by 神保雅人

古いPCにVine Linuxの最新版をインストール

 CPUとしてPentium 4の2GHz,メモリを1GB搭載した,ASUSのベアボーンキットを組み立てた昔のPCには,現在の職場に移った翌年に, Windows 7 Ultimate 32b J (USB2.0 PCI カードに附属するDSP版) を個人で購入してインストールし,後にSP1を適用してありましたが,これはOSの使い勝手を試すだけの措置でした。

 この個人所有のPCを研究室に持ち込んだまま,殆ど利用していませんでしたが,GWX (Get Windows 10 アプリ) が Windows Update でインストールされても,タスクバーには白いアイコンは出ませんでしたので,無償アップデートは適用除外という扱いの様です。

 そこで,このPCを自宅に持ち帰り, Vine Linux 6.3 i686 CD エディションをインストールしました。 GNOME 環境でも軽快に動作しています。日経Linux 7月号の附録には, Tiny Linux という軽量ディストリビューションが含まれていましたが,これではやや物足りず,また,Vine Linuxは昔から慣れ親しんでいたディストリビューションの一つで,元から日本語化されているので手間要らずという理由で選びました。

 インストールCDを仕掛けて,最初の選択項目を選べば,他の仕事をしながら40分程待つだけでインストールは完了です。今時は,ハードウェアの種類はAnacondaというソフトウェアで自動検出してもらえるので,細かい情報を手で与える必要もありません。
古いPCにVine Linuxをインストール後の画像


 注意点としては,Windows 7 の基本機能でiso形式のイメージファイルを書き込むと失敗します。私も最初これをやってしまいました。それというのも,Windows XPを利用していた時には,イメージファイル書き込みフリーソフトウェアを利用していましたので,それを使っているつもりでいて,右クリックメニューで出る『ディスクイメージの書き込み』が Windows 7 の基本機能だという意識が無かったせいです。
ディスクイメージの書き込みの画像


by 神保雅人


(追記)

 元々,自宅で利用しているデスクトップPCには,SONIC の RecordNow! が搭載されていたことも忘れていました。最初からこちらでイメージファイルの書き込みをすれば良かった訳です。      (2015/6/25)

Windows 10 無料アップグレード (速報)

 本日,自宅のデスクトップPCのタスクバーに見慣れないアイコン(下図の赤丸で囲った箇所)が加えられましたので,何かと思ってマウスポインタを近づけたところ,『Windows 10 を入手する』というヒントが出ました。
タスクバー上のアイコンの画像


 そこで,右クリックメニューの中の『Windows 10 の詳細を確認する』を選択して,表示されたWebページを読みましたので,ここに簡単に紹介します。先ずそのページからの引用を掲載します。

====== 『Windows 10 の FAQ とヒント - マイクロソフト』より引用 ========
Windows 10 への無償アップグレードは、Windows 7 SP1、Windows 8.1 Update、Windows Phone 8.1 のいずれかのデバイスをご利用のお客様に限り、期間限定で実施いたします。無償アップグレードのご予約で、提供開始と同時にいち早く Windows 10 をお使いいただけます。 Get Windows 10 アプリで 無償アップグレードを今すぐご予約ください。
=============================================================

 私の利用環境は,Windows 7 SP1ですので,該当します。このFAQを読み進めていくと,上述のアイコンの『Get Windows 10 アプリ』を起動してメニューを開けば,事前にPCのチェックを行えるとありました。タスクバーのアイコンなので,クリックすればそのまま起動します。
Get Windows 10 アプリの画像


 メニューは左上のボタンをクリックすれば出て来ます。(これは見当を付けてクリックしてみたら当たっていました。)
メニューの画像


 この中の『PCのチェック』を選択すると,システムの概要を読み取って素早く結果が出ます。これがあまりにも早く出てきますので,ハードウェアはともかく,ソフトウェアは大丈夫だろうかと心配になる程です。
互換性チェックの結果の画像


 なお,自宅のデスクトップPCはハードウェアが相当古いので,図の様にディスプレイアダプタに互換性が無いという結果が出ました。これはWindows 7 にアップグレードする際に既に問題になっていましたが,その折にはWindows XP用ドライバを後から入れ直して凌ぎました。(詳細は Windows XPからWindows7へのアップグレード を参照してください。) 今回は予約を一時保留して,古いアプリケーションソフトウェア等の扱いについて暫し考えることにします。

 また,ノート型PCを起動してインターネット接続したら,そちらにも数分後に上述のアイコンが現れました。こちらのメニューには『PCのチェック』が表示されず,その代わりに『PCの準備完了』と書かれていましたので,それを選択したら,『問題はありません』という結果が表示されました。こちらには新しいソフトウェアしか入っていませんので,早速,『無償アップグレードを予約する』を選択して,手続きを行いました。

 Windows 7 にアップグレードしてから余分なサービスが動いている為に,動作が鈍くなったネットブックに関しましては,解像度が1024×600ピクセルで必要なシステム要件を満たしていませんので,上述のアイコンは現れませんでした。そのうちWindows 7 のサポートが停止したら,Linuxの軽量ディストリビューションでも入れてみようと思います。(持ち運びにはこの重量が捨て難いのです。)

by 神保雅人


(追記)

 本日,システム用件を再確認したら,画面の解像度は1024×600ピクセルに変わっていました。なお,研究室のデスクトップPC (64ビット版Windows 7 Ultimate搭載) では『Get Windows 10 アプリ』の白いアイコンは表示されていません。FAQを見ると,

====== 『Windows 10 の FAQ とヒント - マイクロソフト』より引用 ========
•ご利用のデバイスは無償アップグレードの対象ですが、Windows 10 をご利用いただくために必要な、デバイスドライバーをはじめとする更新プログラムを準備中です。
=============================================================

という場合もある様です。      (2015/6/2)


(追記2)

 ネットブックは基本的にはアップグレード可能となりましたが,研究室のデスクトップPCはシステム要件を満たしていないことが判りました。Windows 10 の仕様のページに次の追加用件がありました。

====== 『特定の機能を使用するための追加要件』より引用 ========
64 ビット PC に 64 ビット版 OS をインストールする場合、プロセッサが CMPXCHG16b、PrefetchW、LAHF/SAHF をサポートしている必要があります
=========================================================

これをPentium Dが満たしているのかどうかを調べる代わりに,Windows 8.1 も同様な要件を設定していましたので,その互換性チェックツールをダウンロードしてチェックしたところ,対応していないという結果が出ました。

 これからWindows 7 の32ビット版を購入してインストールし直すのは面倒なので,サポート停止になったら別のことを考えることにして,主だったソフトウェアを新規購入のPCに移設していくことを考えた方が良さそうです。      (2015/6/4)


(追記3)

 研究室のデスクトップPCは64ビット版だから問題になるので,32ビット版を新規購入して,インストールし直す決心をしました。この場合,上書きインストールは出来ないので,カスタムインストールとなります。しかし,このPCは自分で組み立てた物なので,通常のメーカー製の様なおまけソフトウェアは無く,全て新規購入のアプリケーションソフトウェアをインストールしてありますから,データさえバックアップしておけば,手間は掛かるものの,アプリケーションソフトウェアを再インストールするだけで済みます。

 Windows 7 のエディションとして,Ultimate の32ビット版は入手し難くなっていますので,今回はAmazonに『Microsoft Windows 7 Professional 32bit Service Pack 1 日本語 DSP版 DVD LCP 【紙パッケージ版】』 (16,298円) を注文しました。これは昨年11月にノート型PC用に購入したもの (詳細は『Windows Vista環境からの脱出』の記事を参照して下さい。) と同等品で,Amazonが直接販売しています。前回の注文時は15,932円でしたが,今回の注文後にAmazonのページを見に行くと,私が注文を出した影響で価格が17,816円に吊り上げられました。段々品薄になってきたからだと思います。      (2015/6/8)


(追記4)

 Windows 7 のメインストリームサポート終了日は2015年1月13日でしたが,延長サポート終了日は2020年1月14日ですので,研究室のデスクトップPCのWindows 7 Ultimate 64bit Service Pack 1 は暫くそのままにしておくことにしました。データバックアップやソフトウェアのインストールのし直しが面倒で,今は時間が無いからです。

 この方針変更に伴い,『Microsoft Windows 7 Professional 32bit Service Pack 1 日本語 DSP版 DVD LCP 【紙パッケージ版】』は,数年前に購入して未だ Windows 7 に移行していなかったPCに適用することにしました。      (2015/6/15)

『見える化』を使うのは止めましょう

 『見える化』は未だ使う人が少ないので,皆が使わない様に心掛ければ,今のうちならば忘れ去られて廃れていく可能性があります。

 この言葉に違和感がある理由は,動詞に『化』を付けていること,『可視化』という言葉が元々あるのに,敢えて不自然な造語をしていることです。

by 神保雅人

ブログ開設10周年

 一昨日,BIGLOBEより『祝ブログ開設10周年』という件名のメールをいただきました。どうも有り難うございます。最初の記事を確認したところ,プログデビューという題名で,2005年3月29日(火)にスタートしていました。
 最近,Facebookの記事を見て『いいね!』を押すことに時間を取られていて,なかなかブログの記事を書く時間が取れませんが,今後も単なる自身の感想ではなく,有益な情報を発信出来る様に心掛けたいと思います。
 これまで皆様のご声援に支えられてブログを続けてこられましたので,今後共宜しくお願いいたします。

by 神保雅人

大学院の課程の修了と学位授与とに関する法令

 最近,アカデミックな世界では常識であっても,一般には浸透していないことがあるということを実感していますので,その中の一つとして,大学院の課程の修了と学位授与とに関する法令について纏めてみます。

 先ず,最も基本となるのが,『学校教育法(昭和二十二年三月三十一日法律第二十六号)最終改正:平成二六年六月二七日法律第八八号』です。以下は電子政府の総合窓口 イーガブからの引用です。

================ (学校教育法 抜粋) =======================
第百四条  大学(第百八条第二項の大学(以下この条において「短期大学」という。)を除く。以下この条において同じ。)は、文部科学大臣の定めるところにより、大学を卒業した者に対し学士の学位を、大学院(専門職大学院を除く。)の課程を修了した者に対し修士又は博士の学位を、専門職大学院の課程を修了した者に対し文部科学大臣の定める学位を授与するものとする。
==========================================================

 これによると,大学院の修士課程(または博士課程の前期課程)を修了すると,『修士』,博士課程(または博士課程の後期課程)を修了すると,『博士』の学位が授与されることになります。

 なお,最近出来た専門職大学院の課程を修了した場合の学位に関しては,『学位規則(昭和二十八年四月一日文部省令第九号)最終改正:平成二五年三月一一日文部科学省令第五号』に次の様に定められています。(イーガブからの引用)

================= (学位規則 抜粋) ========================
第五条の二  法第百四条第一項 に規定する文部科学大臣の定める学位は、次の表の上欄に掲げる区分に応じ、それぞれ同表の下欄に掲げるとおりとし、これらは専門職学位とする。
区分学位
専門職大学院の課程(次項以下の課程を除く。)を修了した者に授与する学位修士(専門職)
専門職大学院設置基準(平成十五年文部科学省令第十六号)第十八条第一項に規定する法科大学院の課程を修了した者に授与する学位法務博士(専門職)
専門職大学院設置基準第二十六条第一項に規定する教職大学院の課程を修了した者に授与する学位教職修士(専門職)
==========================================================

 次に,大学院の課程の修了要件は,『大学院設置基準(昭和四十九年六月二十日文部省令第二十八号)最終改正:平成二六年一一月一四日文部科学省令第三四号』に明確に規定されています。少々長くなりますが,法令の条文は著作権法の適用除外の対象ですので,該当箇所を全てイーガブから引用します。

============== (大学院設置基準 抜粋) =====================
   第六章 課程の修了要件等

(修士課程の修了要件)
第十六条  修士課程の修了の要件は、大学院に二年(二年以外の標準修業年限を定める研究科、専攻又は学生の履修上の区分にあつては、当該標準修業年限)以上在学し、三十単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、当該修士課程の目的に応じ、当該大学院の行う修士論文又は特定の課題についての研究の成果の審査及び試験に合格することとする。ただし、在学期間に関しては、優れた業績を上げた者については、大学院に一年以上在学すれば足りるものとする。

(博士課程の前期の課程の取扱い)
第十六条の二  第四条第四項の規定により修士課程として取り扱うものとする博士課程の前期の課程の修了の要件は、当該博士課程の目的を達成するために必要と認められる場合には、前条に規定する大学院の行う修士論文又は特定の課題についての研究の成果の審査及び試験に合格することに代えて、大学院が行う次に掲げる試験及び審査に合格することとすることができる。
一  専攻分野に関する高度の専門的知識及び能力並びに当該専攻分野に関連する分野の基礎的素養であつて当該前期の課程において修得し、又は涵養すべきものについての試験
二  博士論文に係る研究を主体的に遂行するために必要な能力であつて当該前期の課程において修得すべきものについての審査

(博士課程の修了要件)
第十七条  博士課程の修了の要件は、大学院に五年(五年を超える標準修業年限を定める研究科、専攻又は学生の履修上の区分にあつては、当該標準修業年限とし、修士課程(第三条第三項の規定により標準修業年限を一年以上二年未満とした修士課程を除く。以下この項において同じ。)に二年(二年を超える標準修業年限を定める研究科、専攻又は学生の履修上の区分にあつては、当該標準修業年限。以下この条本文において同じ。)以上在学し、当該課程を修了した者にあつては、当該課程における二年の在学期間を含む。)以上在学し、三十単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、当該大学院の行う博士論文の審査及び試験に合格することとする。ただし、在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者については、大学院に三年(修士課程に二年以上在学し、当該課程を修了した者にあつては、当該課程における二年の在学期間を含む。)以上在学すれば足りるものとする。
2  第三条第三項の規定により標準修業年限を一年以上二年未満とした修士課程を修了した者及び第十六条ただし書の規定による在学期間をもつて修士課程を修了した者の博士課程の修了の要件については、前項中「五年(五年を超える標準修業年限を定める研究科、専攻又は学生の履修上の区分にあつては、当該標準修業年限とし、修士課程(第三条第三項の規定により標準修業年限を一年以上二年未満とした修士課程を除く。以下この項において同じ。)に二年(二年を超える標準修業年限を定める研究科、専攻又は学生の履修上の区分にあつては、当該標準修業年限。以下この条本文において同じ。)以上在学し、当該課程を修了した者にあつては、当該課程における二年の在学期間を含む。)」とあるのは「修士課程における在学期間に三年(第四条第三項ただし書の規定により博士課程の後期の課程について三年を超える標準修業年限を定める研究科、専攻又は学生の履修上の区分にあつては、当該標準修業年限)を加えた期間」と、「三年(修士課程に二年以上在学し、当該課程を修了した者にあつては、当該課程における二年の在学期間を含む。)」とあるのは「三年(第三条第三項の規定により標準修業年限を一年以上二年未満とした修士課程を修了した者にあつては、当該一年以上二年未満の期間を、第十六条ただし書の規定による在学期間をもつて修士課程を修了した者にあつては、当該課程における在学期間(二年を限度とする。)を含む。)」と読み替えて、同項の規定を適用する。
3  第一項及び前項の規定にかかわらず、修士の学位若しくは専門職学位(学位規則 (昭和二十八年文部省令第九号)第五条の二 に規定する専門職学位をいう。以下この項において同じ。)を有する者又は学校教育法施行規則 (昭和二十二年文部省令第十一号)第百五十六条 の規定により大学院への入学資格に関し修士の学位若しくは専門職学位を有する者と同等以上の学力があると認められた者が、博士課程の後期の課程に入学した場合の博士課程の修了の要件は、大学院(専門職大学院を除く。以下この項において同じ。)に三年(第四条第三項ただし書の規定により博士課程の後期の課程について三年を超える標準修業年限を定める研究科、専攻又は学生の履修上の区分にあつては、当該標準修業年限とし、専門職大学院設置基準 (平成十五年文部科学省令第十六号)第十八条第一項 の法科大学院の課程を修了した者にあつては、二年(第四条第三項ただし書の規定により博士課程の後期の課程について三年を超える標準修業年限を定める研究科、専攻又は学生の履修上の区分にあつては、当該標準修業年限から一年の期間を減じた期間)とする。)以上在学し、必要な研究指導を受けた上、当該大学院の行う博士論文の審査及び試験に合格することとする。ただし、在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者については、大学院に一年(第三条第三項の規定により標準修業年限を一年以上二年未満とした修士課程を修了した者及び専門職大学院設置基準第二条第二項 の規定により標準修業年限を一年以上二年未満とした専門職学位課程を修了した者にあつては、三年から当該一年以上二年未満の期間を減じた期間とし、第十六条ただし書の規定による在学期間をもつて修士課程を修了した者にあつては、三年から当該課程における在学期間(二年を限度とする。)を減じた期間とする。)以上在学すれば足りるものとする。
==========================================================

 要するに,所要の年限迄在学して所要の単位を修得しただけでは,修了出来ないということです。

 博士課程の前期課程と後期課程とを繋げて一貫制を敷いている学校もあるため,修士課程(または博士課程の前期課程)の修了要件は「修士論文又は特定の課題についての研究の成果の審査及び試験に合格すること」となっています。

 それに対して,博士課程(または博士課程の後期課程)の修了要件は「博士論文の審査及び試験に合格すること」と限定されています。

 なお,博士の学位は容易に授与されるものではないので,履歴書の学歴欄に,博士課程(または博士課程の後期課程)に関して,『単位修得済み退学』または『満期退学』と書かれていても,大学の中途退学とは全く意味が異なり,立派な経歴です。何故ならばそれは,修士課程(または博士課程の前期課程)よりも専門分野に関して深く掘り下げて,更に研鑽を積んだ証しだからです。

 私の場合,6年前に現在の勤務先に移籍するに当たって,人事課から最終学歴の修了証明書の提出を求められ,博士課程後期課程の修了証明書の発行を母校に申請しに行きましたが,これは上述の法令に従って,博士の学位が授与されている者にしか発行してもらえないのは言うまでもありません。

by 神保 雅人


(追記)

 大学や大学院を開設する場合に個々の教員が受ける教員組織審査では,履歴及び業績に依って,科目担当及び職位の妥当性に関して審査が行われます。文部科学省のWebサイトにある『大学の設置等に係る提出書類の作成の手引き(平成27年度改訂版)』のp.125には履歴書の書き方がありますが,そこには『博士課程において所定の単位を取得し博士の学位を授与されないまま退学した場合には,「博士課程単位取得後退学」と記入してください。』とあります。


(追記2)

 上の追記でリンク切れが生じましたので,最新情報に更新します。
大学の設置等に係る提出書類の作成の手引(平成28年度改訂版)』のp.125をご覧ください。

研究室PCのHDDを換装

 1月8日に仕事始めで出勤したおり,年末に注文しておいたMathematica 10J (アップグレード版) について,ダウンロード可能のお知らせのメールが届いていましたので,8Jからアップグレードしようとしたら,8GBに及ぶファイル群を展開している最後の方でシステムがいきなりダウンしました。

 翌日に再インストールしてMathematica 10Jは利用可能となりましたが,それ以来,何度かBlue Screenが出る状況に陥りました。

 経験上,これはハードディスクドライブ (HDD) に欠陥を生じていると推察し,1月19日の帰り掛けには漸く,PC DEPOTでSATAのHDD (Western Degital製 WD20EZRX; 7,600円+税) 及び管理ツール『PARAGON Hard Disk Manager』 (株式会社ライフボート製; 10,191円+税) を購入しました。

 管理ツールのマニュアルには「作業前にCHKDSKで検査・修復を行うこと」とあり,適用してみたら,4kBの不良セクターがありました。これを再度適用しても不良セクタは修復されずに残りました。しかし,ファイルシステムに異常は無く,デフラグも再配置の必要無しとなっていましたので,昨日(1/22),管理ツールでハードディスクコピーを試み,無事成功しました。

 なお,新規のHDDは2TBで,1TBプラッタが2枚というものですので,Windowsの起動を確認した後,管理ツールでパーティションを調整して出来るだけCドライブとDドライブとが半々に配分される様に修正しました。元のHDDはHITACHI Deskstar HDT722525DLA380という年代物で,250GBでしたから,容量は8倍となりました。

by 神保 雅人


(追記)

 新しいHDDについても一応,CHKDSKを適用してみましたが,不良セクタはありませんでした。なお,ウィルス対策ソフトウェアに附属するレジストリクリーナーを適用してみたところ,古いHDDから引き継いだレジストリエラーが2個ありました。


(追記2)

 古い方のHDDのデータをツールを使って消去し,全体を一つのパーティションとしてフォーマットした上で,CHKDSKを適用してみました。その結果,エラーは無くなりましたので,あまり重要でない目的に再利用することを考えています。

Windows Vista環境からの脱出

 5年前に研究費で購入したノート型PC (NEC製 Versa Pro J VM-6) はWindows Vista Business,研究室に持ち込んだ自分で組み立てたデスクトップPCは,5年前にWindows XPからアップグレードしたWindows Vista Ultimateを搭載していました。Vistaは何かと問題があるOSですが,様々なソフトウェアをインストールして利用していると,なかなかアップグレードが出来ず,そのままになっていました。
 身の回りのPCの中で最もspecificaitonの高いのが上述のノート型PCなので,先月,そのOSをWindows 7 Professionalにアップグレードして,EclipseやAndroid SDKを勤務先の実習環境に揃えてみようと思い立ち,何とかなりましたので,今月はデスクトップPCの方をWindows 7 Ultimateにアップグレードしました。ここには,『Windows XPからWindows7へのアップグレード』や『自宅PCをリカバリしてWindows7にアップグレードし直し』といった記事に書いたこととは異なるOSアップグレードの様子を書き残したいと思います。

1) ノート型PC Windows Vista Business → Windows 7 Professional
 今回は,Windows 7に関しては,アップグレード版ではなく,新DSP版 (ハードウェアと抱き合わせではなくなった版) をAmazonから購入しました (15,932円)。注意点としては,知らない出品者のものではなく,Amazon自体が販売しているものを選ぶことです。
 Amazonの評価コメントの中に,「DSP版を注文したのにOEM版が届いた」といったものを見掛けました。実際にパッケージが届いてみると,白い紙のパッケージにはOEM提供業者への注意が印刷されていて,個人利用の場合には別のライセンス形態があると書かれていますが,よく読まないと,この時点で萎縮してしまい,先に進めなくなります。
 最初のパッケージを開封すると,青色の紙のパッケージに入ったDVDが入っています。パッケージの表面には,インストール時に必要なプロダクトキーがあります。
 さて,このノート型PCの場合,Vista環境を引き継ぐアップグレードインストールが原理的には可能なのですが,問題は,全体で154GBのHDDのうち,システム領域のCドライブに割り当てられているのが40GBしかなく,私の利用状況ではCドライブの残りが4GBを切って警告が出ていることでした。アップグレードインストールには20GB以上の空き領域が必要なのですが,殆どのアプリケーションソフトウェアをアンインストールしなければ,この条件を満たせません。
 そこで,試みたのは,HDDの領域の区切りを変更して,購入時の状態に戻すリカバリ機能を適用することでした。何故,真っ新な状態でインストールするクリーンインストールを選択しないのかというと,古いマシンでは周辺機器のデバイスドライバを引き継がないと利用出来なくなるものが出かねないからです。ここでは,システム領域を104GBに変更しました。
 その分,Windows 7をインストールしてから再インストールするアプリケーションソフトウェアが複数生じますが,元々こちらのPCには左程多くのアプリケーションソフトウェアはインストールしてありませんでしたので,迷わずこの方式を採りました。従って,今回は引っ越しツールは不要でした。
 引っ掛かりがあったのは,『Intel(R) GMA Driver for Mobile』が『Microsoft .NET Framework 3..5.1』の修正プログラムが2個適用された後に機能しなくなったことです。コントロールパネルで『プログラムと機能』を確認すると,『Microsoft .NET Framework 4..5.1』をベースにしている様なので,Windows Updateでは『Microsoft .NET Framework 3..5.1』の修正プログラムを非表示にして適用されない様にした上で,『Mobile Intel(R) 4 Series Express Chipset Family』のドライバを更新して,事無きを得ました。
 なお,所期の目的は,Pleiades LunaのAll in OneパッケージのJava版をインストールし,Android SDK及びADT Plugin for Eclipseをインストールして,達成出来ました。

2) デスクトップPC Windows Vista Ultimate x64 → Windows 7 Ultimate x64
 こちらも,新DSP版をAmazonから購入しました (21,764円)。
 互換性チェックユーティリティで調べた段階では,いくつかのアプリケーションソフトウェアがサポート対象外となっていた外はアップグレードインストール可能となっていましたが,その時点でシステム領域の空き領域が23GBとなっていたのに,インストールメディアが届いて,いざインストール開始という段階で確認すると,19GBしか残っていないという,Windows Vistaのいい加減さには面喰いました。しかし,気を取り直して,Google Chrome,Mozilla Firefox,Java等,Cドライブ上を占める大型のソフトウェアをアンインストールして,何とか領域を確保しました。
 ところが,インストールを開始しようとすると,『ITE IT8212 ATA RAID Controller』のドライバに問題があるのでアップグレードインストールが出来ませんと表示されて,先に進めませんでした。
 RAID機能は特に必要ないので,BIOSでRAIDO → ATAと変更し,デバイスマネージャーの記憶域の箇所でこのドライバを無効にしましたが,事態は改善しませんでした。そこで,ドライバを削除して,漸く,アップグレードインストールが開始されましたが,SATAのHDDがUSB接続のものとして扱われています。ネット上で検索すると,怪しげなソフトウェアと抱き合わせないとダウンロード出来ない様なサイトばかりなので,暫く放置することにしました。
 なお,再インストールが必要となったソフトウェアの中に数年前に購入したCanon LBP6300のドライバがありました。何故引き継げなかったのか,64ビットOSだからなのかもしれませんが,よく判りません。購入時のCDから再インストールしたら,問題なく動作しましたが,こういうことがあるから,付属品のCDやDVDはしっかり管理しておかなければなりません。
 こちらもソフトウェア環境を徐々に整える予定です。 (古いメールはインストール前にシステム領域を空けるために,相当数,削除しました)

by 神保雅人


(追記)
 ノート型PCのCPUはCore 2 Duoです。デスクトップPCの方はGIGABYTEのマザーボードにPentium Dを搭載しています。
 なお,このノート型PCの場合,電源投入時にF11キーを押すことによって,リカバリ領域に保存されているイメージからリカバリが可能なタイプですので,リカバリCD/DVDは不要です。

(追記2)
 デスクトップPCの方は,マザーボードの型番『GIBGABYTE GA-8I945G Pro』で検索を掛けて,GIGABYTEの当該マザーボードのページからサポートページに辿り着きました。ここには,『Intel(R) Matrix Storage Manager』というものもありましたので,BIOSでATA → RAIDOと戻した上で適用したところ,HDDがUSB接続の機器として表示されていた件は解消しました。
 しかし,依然としてコントロールパネルのデバイスドライバは不明な機器の扱いでしたので,Cドライブ内で検索を掛けたところ,もともとインストールされていた『ITE IT8212 ATA RAID Controller』のドライバの元のファイルが見つかり,復活を遂げました。
 なお,副産物として,GIGABYTEのサポートページから『Realtek High Definition Audio Codec』のドライバをダウンロードしてアップデートすることが出来ました。

LaVie Light OSアップグレード バッテリパック 後日談

 『Windows XPからWindows7へのアップグレード』の『追記2』で書いた,LaVie LightのOSをWindows XPからWindows7へとアップグレードした件ですが,思わぬ落とし穴がありました。
 Windows.oldに吐き出されているものをよく確認すれば避けられたことなのですが,バッテリリフレッシュを知らせるソフトウェアがOSのアップグレードに伴ってまともに機能しなくなっていたのです。先月,なかなかフル充電にならないことで漸く気付いたのですが,その時点では時既に遅し。
 『LaVie Lightが充電出来なくなった件』で書いた,昨年6月に新規購入したバッテリーを取り付けても認識していなかったので,C:\WINXP\NECBATT\DPInst.exeを適用したところ,無事にバッテリリフレッシュのユーティリティは復活しましたが,古いバッテリの方は認識して,90%程度充電されていると表示されるものの,実際は,ACアダプタを外すと起動出来ない位,放電が進んでいた様です。
 この古いバッテリは,外して暫く放置してから取り付けて様子を見るということを繰り返す度に,充電率は減少していくので,ずっと外して放置した方が良いのか,はたまた何日間か充電してみるのが良いのか,判断に迷うところですが,このところ,前者を何回か試しましたので,これから後者を試してみたいと思います。

by 神保雅人


(追記)

 バッテリパックに関しては,電源を入れ直す度に充電率の表示が下がり,充電できない状態が続き,ついには充電率0%の表示となってしまいました。手を尽くしてもどうにもならない様なので,以前購入したバッテリパックを利用することにしました。